初めて勤めた保健室は、大学附属の幼稚園でした。
幼稚園の教育形態はひとことでいうと自由保育。
子どもが自由に遊ぶ様子を先生が見守り、さりげなくサポートする。
今思えばかなり良い幼稚園でした。
保健室もあったしね笑
どうやら、通っている子ども達のお家がかなり良い家柄らしいということがだんだんと分かってきました。
とにかくみんな子どもらしく、品がよい。
お洋服もきれい。
素直で元気で可愛らしい。
なんかとてもちゃんと育てられているという印象でした。
お母さん方と交流する機会が増えていくと、さらにそれが明らかになってきました。
お医者さん、弁護士、学校の先生、銀行、社長…旦那さまがこういった職業という方がほとんどでした。
そして、幼稚園の所在地は首都からはバリバリ遥か彼方にも関わらず、ほぼ全員が標準語を話されていました。
毎日の送り迎えにドレス→当時の私にはこれ以上の語彙なし…を着ていました。
なんか、これからデパートに行くのかな?みたいな感じでした。
かつての在園生の中にはお抱え運転手の車で通園する子もいたというウワサのその幼稚園…
どんだけ!!