幼稚園に勤め後半にもなると、ひとりひとりの子どもに才能のギフトのようなものがあることに気がつきました。
・足が速い子は走り方が違います
・読書好きは本にすごく詳しい
・一日中実験をしてる子もいる
・手先が器用な子はすごいものを作る
興味深いことは、あらゆる習い事をしているセレブっ子たちでもそれと特性は関係がないのです。
もちろん、最初に親が特性や才能に気づいて、それを上手く伸ばしていることもあったと思います。やらせてみたら合っていた、というのもあると思います。
それでも順番は生まれ持ったものが先です。
運動会で伸びやかに走り、目を輝かせて本について語る子どもの姿は正に水を得た魚で、後から身につけたものというよりは不思議と「最初からできる、知っている」ように見えました。
そして、その特性がハッキリと見えてくるのはだいたい4歳頃からだと気がつきました。
それはお家の方には分からないこともありました。実際、私も自分の子ども達のことはよく分かりません。
こうなって欲しいとか、欲目が入っちゃうのかもしれません。